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男性不妊症
男性不妊の原因は精液に異常がある場合がほとんどです。その場合も精液の見た目も普通で、痛みも全くありません。
その他の原因として性機能障害や精子通路障害、タバコやアルコールによるものなどがおもな原因として挙げられます。また、成人男性がおたふく風邪にかかり睾丸炎になった場合も確率は低いですが、造精機能の低下につながる場合があります。
無精子症といって、精液を顕微鏡で観察すると精子が全くいないこともあります。
精子をつくる機能に問題がある方で精索静脈瘤(睾丸上部に流れる静脈の異常肥大)によるものである場合は、手術をすることによって精子をつくる機能を改善します。
原因不明の場合には、生活習慣の改善を行います。ビタミン薬や漢方薬による薬物療法が行われることもあります。
また、精子の輸送経路に問題がある場合は、精管の閉そく部分を切除する手術を行ったり、睾丸から精子を取り出して体外受精を行う場合もあります。
性機能に問題がある場合は、薬物療法や人工授精を検討します。
不妊治療は、お互いをいたわり、ご夫婦(カップル)2人で一緒に考え、相談しながら治療を進めていくことが大切です。